目次
- EC業務のAPI連携で自動化できること10選
- ネットショップにとってのAPI連携のメリット
- APIはモールやカートだけではない
- AIエージェントとの違い
EC業務のAPI連携で自動化できること
APIで自動化できるEC業務の主なものを、いくつか挙げてみましょう。あくまで一例なので、他にも自動化できることはありますよ。なお、ここでは楽天やAmazon、Shopifyなどを挙げましたが、カラーミーやメルカリ、BASEなどにもAPIはあります。
- 楽天やShopify、Yahooショッピングなどの注文データを自動で一つのシステム(例えばスプレッドシートなど)に取得できる。
- 複数の店舗の在庫を連動できる。例えば楽天の店舗で売れた場合、その売れた分がShopifyで自動で引かれる。
- 配送伝票番号のRMSの書き込みを自動化できる。楽天に限らず、yahooでもshopifyなどでも可能。
- 商品ごとの売上集計を自動化できる。エクセルやスプレッドシートで複雑な式を用意する必要がない。
- 楽天スーパセールなどの前後で、複数の商品の価格変更をワンクリックで反映できる。
- マークしている競合店の最安値などを自動で取得できる。
- 楽天ランキングに掲載された自社商品を見逃さない。
- 楽天ランキングの売れ筋商品のキーワードを自動でリスト化できる。
- 楽天やAmazon、Shopifyなどの売上を一つのスプレッドシートにまとめて、スマートフォンなどで確認できる。
- CSVの手作業が不要になる。
- APIで集計した結果に基づいて、発注する量を統計やAIなどで自動算出できる。
ネットショップにとってのAPI連携の利点
ネットショップが業務をAPI連携すればその利点は計り知れません。雑務が多いネットショップの業務は特定の担当者に負荷がかかったり、作業ミスが原因でクレームになったりしがちです。API連携ができれば、そういったリスクを減らせます。
受注担当が定時に帰って、従業員満足度が上がり、ミスが原因のクレームが減るので顧客満足度が上がり、こういったことが連なってネットショップの評判がよくなっていきます。たいていのネットショップが小人数で回している現実を考えると、API連携を導入する恩恵は本当に大きいです。
APIはモールやカートだけではない
ECのAPIが用意されているのは、楽天などのモールやShopifyなどのカートシステムだけではありません。ネクストエンジンやクロスモールなどの一元管理システムにもAPIはあります。こういったシステムを使っているネットショップで、複雑な手作業に苦労している場合、自動化できる余地があります。
他にもネットショップの人がよく使っているであろうスプレッドシート、Google Analytics、Search Console、Youtube、Google広告、metaなどにもAPIがあり、レポート作成などは自動化できます。業務を効率化し運営者の疲弊を防ぐためにも、複数店舗を運営している人にはAPI連携は必須です。
また、ヤマト運輸、佐川急便、RSL、FBAなどの物流系のAPIもあります。
AIエージェントとの違い
EC業務における、API連携とAIエージェントやRPAとの違いは何でしょうか?その違いは明白です。AIエージェントやRPAはブラウザでの操作を人の替わりにしてくれる場合が多いです。あくまでブラウザの操作を人の代わりにAIやシステムが行うものです。
いっぽうAPI連携は、楽天やAmazonのデータにシステムが直接アクセスします。ブラウザを介しません。例えば、100件の商品の価格変更をRMSで行う場合、商品一覧から個別の商品編集ページを100回開かないといけません。操作をAIエージェントがやっても同じことです。その都度通信するので、つまり画面が切り替わるので時間がかかります。
いっぽう、APIはブラウザを開くことはなく、一度の通信で100商品の価格変更を実行します。CSVのアップロードで一括編集するのと似たようなものです。また、API連携はCSVのダウンロードやアップロードは不要なので、その点がAPI連携の大きな利点です。
AIが進化し、高いレベルでの業務自動化はやって当然の時代です。自動化できるEC業務は自動化して、人にしかできないことに集中しましょう。ネットショップは人を増やす前に、API連携をしましょう。人手不足は、APIで乗り切れます。





