「楽天では売れるけど、Shopifyやカラーミーなどの自社サイトでは売れない」。これはネットショップを運営している人によくある悩みです。この記事では長期的な観点から自社サイトのアクセスを増やして自社ECで売れるための方法をお伝えします。自社ECサイトで売れるようになるのは一朝一夕でできることではないので、時間をかけて取り組んでください。
目次
- 「広告を出せば自社サイトの商品が売れる」は幻想
- AI時代であっても、地道に継続すべきは商品ページ、ブログなどのSEO対策
- 商品ページやブログが最低限充実したら広告を運用
「広告を出せば売れる」は幻想
原則として楽天で売れる商品ならまともな商品と見なせるので、そういう商品があれば自社サイトでも売れます。ただし、その商品の広告を出して自社サイトで売れるかというと、ことはそこまで単純ではありません。自社サイトの広告というとgoole広告やfacebookなどの広告サービスを利用することが選択肢として挙げられますが、これらの広告サービスを使いこなすのは大変です。予算も必要ですし、ノウハウも必要です。アドフラウドなどの詐欺もありgoogle analyticsのデータが汚染されます。こういった現実を把握して、その認識をもとにgoogle広告を運用する必要があります。
こう書くと、「自社サイトの広告運用は難しそうだから外注しよう」と考えてる人がいるでしょう。しかし、それも予算が消化されるだけでうまくいかないでしょう。基本的に自社ECサイトの広告運用は自社内でやるべきです。なぜなら、自社商品に一番詳しいのはその会社の人なので、その魅力を伝える広告を外部に丸投げしてうまくいくはずがありません。商品ページ(LP)と広告運用はセットで考えないといけないのです。
だからまず認識すべきは、「広告を出せば自社サイトで商品が売れる」は幻想だということです。ではインターネットの広告サービスを使わないのかというとそうではありません。使うのだけども、タイミングが重要なのです。ではそのタイミングとは何でしょうか。次にそれについてお伝えします。
AI時代であっても、地道に継続すべきは商品ページ、ブログなどのSEO対策
まず商品ページやブログなど、自社で扱う商品の一次情報を充実させましょう。ブログは可能なかぎり毎日更新します。ちなみに間違ってもアメブロなどの外部サービスは使わないでください。自社サイトのドメインでブログを運用します。そうでないと全く意味がないので。
ブログや商品ページの充実には時間がかかります。ブログなら1記事につき最低でも2000文字くらいの記事ができれば100記事は欲しいです。これくらい充実していればSEOで自然とアクセスが集まるようになってきます。大事なのは更新し続けることと、googleのSearch Consoleを使うことです。記事が増えていくと、Search Consoleの「検索パフォーマンス」で関連キーワードが増えていきます。検索パフォーマンスを見ればお客さんのどんな需要があるのかを知ることができます。これはブログ更新の大きなヒントになります。100記事もネタがないと言う人は、必ずSearch Consoleの「検索パフォーマンス」を使ってキーワードを確認してください。ネタの源泉です。

AIが登場し、「もうSEOなんて意味がないよね」と考える人がいるかもしれませんが、AIの時代であってもSEOの重要性は変わりません。インターネットの入り口が検索エンジンがからAIに変わっただけで、結局AIもブログなどを見ています。これは自分でブログを運用してログを見れば分かります。
なおブログを書くのにAIを使うことの賛否についてですが、「自社で扱う商品の一次情報を充実させましょう」と上述した通りなので、自分の言葉で書きましょう。タイトル案やネタ出しに生成AIを使うのは積極的に使って問題ありませんが(私もよく使っています)、肝心の文章は自分で書くべきです。なぜなら、生成AIが御社の商品の一次情報を持っているはずもないので(学習させているなら話は別ですが)、生成AIが書く文章など一般論を水で薄めた程度の文章しか出てきません。文章を書かせる場合はそこに一次情報や自分の見解を必ず加えましょう。
商品ページやブログが最低限充実したら広告を運用
こうやって商品ページやブログが充実してきたら、広告を使う素地が出来たと言えるでしょう。広告を見た人が商品をすぐ買うことは期待できませんが、ブログや商品ページが充実していれば、覚えてもらえる可能性が高まります。このような地道な取り組みを継続することで、自社サイトの商品が少しずつ売れるようになります。この記事の最初に書いた「長期的な観点」とはこういう意味です。ブログ100記事をすぐ書けるなどあり得ないからです。





