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Yahoo!ショッピングがチャットGPTと連携開始。AIに選ばれるネットショップになるには?

早川朋孝 早川朋孝
ECコンサルタント

Yahoo!ショッピングがチャットGPTと連携した発表がありました。お客さんは生成AIと対話しながら商品を探せます。ネットショップ運営者としてはいよいよAI対応がまったなしです。どうすればいいのか、まとめました。

目次

  • AIがどんな商品を表示するのか試してみる
  • ネットショップ運営者がやるべきこと

AIがどんな商品を表示するのか試してみる

まずは利用者としてどんな感じなのか、使ってみましょう。

chatGPTとyahooショッピング連携1

yahooとchatGPTの連携2

ChatGPTのサイドメニューの「アプリ」から「Lifestyle」をえらび、「yahoo」で検索すると結果が表示されます。こういうのは実際に自分で試してみるのが大事で、自分のネットショップのお客さんがどういう流れでAI経由で買い物をするのか、AIはどんな商品を表示するのか、確認してみましょう。

ここでは「無線の骨伝導イヤホンで定番のがあれば教えて。今使っているものが壊れたのですぐ欲しい。」と入力してみました。

yahooとchatGPTの連携3

Yahoo!ショッピングの画面と比べてみると分かるとおり、ChatGPTの商品提示画面は購買意欲をそそる画面ではありません。お客さんがこれをクリックしてすぐ買うかは微妙でしょう。商品単価にもよると思いますが、結局クリック先であれこれ見比べたり、数日悩んだりするのではないでしょうか。

この例では「骨伝導イヤホンの定番」と指定しているので「Shokz」という定番商品が出てきました。あなたも、自分の店舗のお客さんが入力しそうなプロンプトを色々考えて試してみましょう。

そして、出てくる結果に自店舗が出てくるのか、それとも競合店舗が出てくるのか確認し、AIに選ばれている理由を探ってみましょう。こういう地道な作業が差を生みます。

10代女性の過半数が買い物をAIに相談した経験あり

ちなみに2026/6/3の日経MJには、10代女性の過半数が買い物をAIに相談したという趣旨の記事が出ていました。化粧品など選択肢が多すぎる商材では、買う側は何を選べばいいのか分かりません。生成AIは使うえば使うほど、その人その人の好みや癖を把握して提案してくれるので、競争の激しい商材や差別化が難しい商材で、AIに相談する行為どんどん広がっていくでしょう。

ネットショップ運営者がやるべきこと

上記の例では定番商品が出てきましたが、この結果で分かるとおり、もしこれがプライベートブランドやら自社開発の商品となると、そもそもAIの提示する選択肢に出てきません。ではどうすれば自社の商品がAIに選ばれるのでしょうか。

いままではSEO対策が必要でしたが、これからのネットショップ運営者にはSEOならぬAIOが必要となります。「AIO」などというと難しい気がしますが、悲観する必要はありません。ネットショップとお客さんとの接点が検索エンジンから生成AIに変わっただけです。

googleからAIOに関する公式のドキュメントが発表され、Web界隈は少しざわついています。ネットショップ運営者たるあなたも、必ず目を通しておいてください。
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/ai-optimization-guide?hl=ja

読めば分かる通り、特別なことをする必要はありません。少なくとも今まで真面目にSEO対策をしてきたネットショップならば、一次情報や独自性のある質の高いコンテンツを配信すれば自ずとgoogleに評価されると分かるでしょう。テクニカルなことに関しては、自社EC(Shopifyなど)やブログなどが構造化データやJSON-LDに対応しているか確認するほうがいいでしょう。

プライベートブランド商品を中心に扱うネットショップの場合

よほどの販売実績がない限り、プライベートブランドの商品がAIに選ばれるのは難しいのではないでしょうか。まず確実な方法としては、有名ブランド商品を仕入れ、赤字覚悟で販売し、それで販売実績を重ねて自店舗をお客さんに認識してもらう方法です。仕入れ商品は広告費用として扱い、利益の大きいプライベートブランドの商品で勝負するのです。ただし、これには仕入れ商品を最安で売る企業体力が必要となります。

参考までにこの手法でスタートダッシュした店舗の記録があるので、紹介しておきます。
「楽天売れない」は準備不足。無名で初出店・広告なしで9日間で売上70万円達成したのにやったことの記録

とはいえ、最安販売を継続して店舗の体力が続くはずがありません。赤字覚悟で販売する期間を絞るなど、先行投資については選択と集中が必要です。重大な決断はAIが進歩しても人にしかできないので、こういう判断に時間をさけるようAIを活用しましょう。

上記のイヤホンの例の通り、AIに選ばれたからといって、直ちにそれがお客さんの購買行動につながるわけではありません。いまAIに選ばなくとも、悲観せずにできることに優先順位をつけて着実に進めていきましょう。

このブログを書いてる人
早川 朋孝 ECコンサルタント
Dx、AI活用、データ分析、マーケティング、会計などワンストップで御社EC業務を支援します。特にAPIの扱いが得意で、20年の経験とAPIを組み合わせての提案は、他社は簡単に真似できません。
プロフィール
EC業務のDxの相談のります
趣味は読書、ピアノ、マリノスの応援など

EC運営のRPAを支援します

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