「楽天の売上が最近伸びてきた。今まで手作業で在庫管理をしていたけど、限界になりつつある。とはいえ、在庫管理の一元管理ツールや基幹システムを導入するほどの規模にはまだ達していない。どうしたものか」
このようなに楽天の在庫管理の悩みを持っている急成長中の店舗の方は、この記事を読んで悩みを解決していってください。単に「在庫管理」といっても売上規模や実店舗の有無、契約先の物流倉庫など会社によって事情や悩みは異なりますが、ここでは実店舗なしの場合を想定した在庫管理についてお伝えします。
「CSV更新が追いつかない」とか「複数モールで在庫が合わない」という方はご参考ください。
目次
- 簡易的な在庫管理システムをLancersなどで外注する
- ChatGPTなどの生成AIで自作する
- 在庫管理システムを導入する
- 共通事項
- 長所と短所の一覧表
- 最後に
簡易的な在庫管理システムをLancersなどで外注する
一つ目の案です。大半の中小・零細企業には専任のIT人材などいるはずもないので、システムについて外注するのが現実的な選択肢になるでしょう。システム開発会社に依頼すると金額が大きくなりますし、そもそも小さいシステム開発など彼らは受けてくれません。そのためLancersなどのクラウドソーシングのサービスを利用してプロに依頼するといいでしょう。
発注する際の注意点は、何に困っているか限りなく具体的に発注相手に伝えること、発注相手がプログラムに詳しいだけではなくECにも詳しいこと、発注に関して自分自身でも最低限のシステムの知識を身につけておくこと、この辺りに注意すればいいでしょう。システム開発の外注の際に絶対にやってはいけないのは丸投げすること。「おれが金払うんだから、全部やってね」という姿勢だとほぼ確実に失敗します。時間とお金が飛んでいきます。
ChatGPTなどの生成AIで自作する
二つ目の案は、ChatGPTやGemimiなどの生成AIで在庫管理システムを自作するものです。マクロを自分で組める程度の知識があれば自作できますが、作りたいことのイメージができていることが重要です。プログラムがまったく分からないという人には厳しいですが、hello world程度でいいのでプログラムを書いたことがある人は生成AIで自力できる可能性があります。とはいえ、在庫管理システムに不具合がある場合は修正が必要なので、自分でなおせない状況に追い込まれるというリスクはあります。
在庫管理システムを導入する
三つ目の案はネクストエンジン、クロスモールなどの一元管理ツールを導入することです。楽天やAmazonなどの複数モールを運営する場合は導入は必須でしょう。複数モールを運営するほどのEC事業者なら費用を払えると思いますが、一つ欠点があり、ネクストエンジンなどはかなり複雑なシステムであるため初期設定が難しいのが難点です。導入することのメリットを明確にイメージできることが前提です。
共通事項
三つのいずれの選択肢の場合でも、在庫管理のためのAPIを利用します。RMSにもAmazonにもShopifyにもAPIという仕組みがあり、それを利用します。APIとはシステムの外部からそのシステムのデータを扱うことで、例えば楽天市場で販売中の在庫を、APIを介して物流倉庫の在庫と連動させたりすることができます。在庫管理のためにAPIを利用するのはいまどきのEC運用では必須と言えるでしょう。ここのシステム費用をけちると在庫がどんどんずれ、けちる以上の不利点が生じ得ます。
それぞれの長所と短所の一覧表
三つの案の長所と短所を整理しました。
| 選択肢 | 長所 | 短所 |
|---|---|---|
| ChatGPTなどの生成AIで自作する | 自力で内製できる | 不具合が発生すると自分で修正できず悲惨なことになる可能性がある |
| 在庫管理システムを導入する | すでに出来たシステムを導入するので、すぐに使える | 初期設定が難しい |
| 在庫管理システムを導入する | すでに出来たシステムを導入するので、すぐに使える | 初期設定が難しい |
最後に
最後に在庫管理のためにシステムを導入するにあたって大事なことをお伝えします。上で紹介した三つの案のいずれにも共通するのは、経営者や担当者の「必ず在庫管理を自動化するんだ!」という強い意志と初期投資、そして「こんなことを実現するんだ」というシステムの完成イメージなどです。これらがあれば楽天に限らず複数モールの在庫管理はうまくいきます。
このイメージすらつかないという方は、ご相談ください。





